今回はチームの要素とチームごとにも「対」がありますよ~の話をします。
まず、PとBから。
Pの要素
・雨
・蝶
・虹
「雨」は人間関係の困難をあらわし、過去に傷つけられて悲しんでいる状態です。
「蝶」は芋虫が蛹になって、羽化して蝶になるので、殻を破って蝶になる=変革や成長には痛みが伴うこと。です。
「虹」は雨が上がって、晴れ空になった状態のシンボルです。
ここから考えるとPの世界観は、人間関係で傷ついた者たちが、もがいて、もがいて、自分と向き合い自信を取り戻し殻を破って成長していく。「虹」の彼方を目指して。それがキラキラとドロドロなんです。(蝶は蛹の中で一度ドロドロになって、美しい蝶になりますが、そのドロドロの状態を蛹の中で隠してるとも言えますね。いかにもPって感じです)
Pは三樹夫妻がリンドウのために作ったチームでした。リンドウはキャッチフレーズ「地に落ちたアイドル」から分かるように、もともとアイドルでしたが、スキャンダルの噂で、アイドルを続けることが出来なくなったようです。我々が見ているリンドウは一切そのことを話さないので、ついつい忘れてしまうけど、その当時どれほど傷ついてスターレスにやってきたのか…想像したりします。
そんなリンドウを見て、三樹夫妻は彼にチームを与えて、つまり居場所を与えて、「ここにいていいんだよ」と励まして、「虹の彼方へ」と「陽はここに」を贈ったと思うと、なんて慈愛深い方たちなのかと涙せずにはいられません。
そこへリンドウは真珠を連れてきました。
真珠もとても深く傷ついてました。(真珠の話はあとで詳しく話していこうと思うので、ここでは割愛します。)
何が言いたいかというと、Pの主軸は真珠とリンドウなのです。二人は痛みを分かち合う「仲間」であり「同属」です。
次にPの初期曲について少し解説します。
2019年に出た曲は
・虹の彼方へ
・陽はここに
・Paradise Lost
・荒野にて
初期曲はいわゆるチームの背負ってる因果であったり、預言書みたいなもので、どういったチームなのか把握することができます。その中でも最初期曲は別格で(Pの場合「虹の彼方へ」属性はFlat)最も核心的な主軸となる曲です。
「Paradise Lost」と「荒野にて」の題名から、ベースの物語はアダムとエバの失楽園を彷彿とさせますね。
楽園にいたけど真実を知ってしまって、追放され、荒野で一から自分の足で生きていく。
幸福な子供時代から思春期を得て、大人になっていく過程と似ています。
これがPの世界観であり、目指すものなんですよ。
そんなPに所属していながら、リンドウが大っ嫌いなミズキが作ったチームBの要素は…
・焼き焦がす(干ばつ)
・×
・雷
「雨」がテーマのPとは反対に、じりじりと太陽に焼かれ、植物も育てられないような、干からびた大地。ガリガリにやせ細っていくだけの切実な「生命の危機」。
Pの「雨」は困難だけど、Bからしたら喉から手が出るほどに欲しがっても、絶対に手に入らないものなんです。
これがミズキの言う「Pはいつもなんか食ってる」状態なんですよね。
Pの困難はあくまで誰かと出会えたから、その喜びを知っているから、困難も知るんです。「愛」を知っているから「愛」を目指すんです。
Bは「愛」なんか知らないんです。そもそもその概念がない。受け取ったことが無いから。
だから「×」は不合格や捨てられるなどの意味です。と同時に乗算、飛躍などの意味もあります。
で、最後の「雷」は嵐の前触れ。「恵の雨」を豪雨と暴風と共に雷鳴が連れてくるんです。
「いい子」も「悪い子」も関係ない、誰一人置いていかない。全員チームBが引き上げる。
これがミズキの理念なのです。
Bの初期曲は
・日蝕
・Judas
・Monokaki
ミズキは生い立ちや境遇から「家族」や「仲間」にとても強い憧れがあります。
…しかし「日蝕」の原典は「マクベス」であり、Bの背負ってるものは「裏切り」であることが分かります。
2曲目「Judas」もイエス・キリストの居場所を密告した裏切り者ユダが主人公の「駆け込み訴え」が原典です。
「Monokaki」はヒースの曲なので、Bの主軸はヒースとミズキです。
次にWとCについて。
WとCは(Kも)本編と深く関わっていて、曲を解読するのは難しいので、まだよく分かっていませんが、
要素だけ並べると、
チームW…
・血
・呪い
・鎖
・獣
・海(海賊)
・赤い薔薇
・銃(弾丸)
チームC…
・砂漠
・剣
・鱗
・夜明け
・聖職者
Pから生まれたB、Wから生まれたC。互いに真逆の世界観を持っているなと思います。
Wの初期曲は
・Breakin’it faster
・BadBlood
・Seaside Escape
・Payback
なんかね、Wの曲はよく封印されてたり、身動きが取れない状態だったりして、抗っているんですが、ブレキンもそうですよね。「そこどきやがれ!!」と言って、疾走感ある音楽と歌詞で、なんだか焦燥的。
俺がっ!!全部ぶち壊してやる!!!!!だから「俺の名を呼べ!!」とそんな風に言ってるみたいに。
ブレキンの原典は「ロミオとジュリエット」ですが、ロミオは黒曜でジュリエットは早希ちゃんです。二人は別の派閥だったけど、恋に落ちちゃうんですよね。で、最後二人とも死んじゃいます。
黒曜と早希は死んでいる=眠っている=記憶がない
これで歌詞の「知らずに逢うには早すぎて 知った時には遅すぎる なんてお前は言うけど」の部分がなんてリアルに思い浮かべられるか!
お前=早希
黒曜は呪われているので封印されていていますが、「BadBlood」のMVで最後脱獄してましたから、呪いが解き放たれて「Payback」(報復する)しに行く流れですね。まるで「雪花」のようです。
「Seaside Escape」は晶の曲なので、Wの主人公は黒曜と晶…ですが、ネコメと大牙も外せません。(この話はまた後日)
Cの初期曲は
・Purple Dawn
・sub rosa
・To be,or not to be
Cが最も難解ですね、さっぱりぽんぽん。
まだ本格的に足を突っ込んでないからかもしれませんが、「Purple Dawn」でいきなり「終焉がはじまる」と歌いだすので、Cの歌詞がわかるようになるのはもう少し先かもしれません。
(原典が歌なのも一因)
モクレンとクーが主人公だと思っていますが、クーがおそらくキーパーソンになるので、クーが目覚めたら「終焉がはじまる」のかなと考えてます。
最後にチームK
Kの要素
・黄金
・怪盗
・鏡
・白い薔薇
初期曲
・During the demise
・Crazy for
・花はかすかに
Kについてももう少し下調べが必要ですね。Kも難解です。余りにも本編と関わっている。
今回はチームKの対について書こうと思います。
まー、真珠なんですけどね…
対要素
・この二人は、恒常星5のスキルが同じ「判定強化」で、他に判定強化はいません。
・加えて、髪の色と目の色が反転しています。(青系、黄系)ケイのイメージ色は金色なので、真珠の瞳の色は金色と比較するともう少しっぽいかな。↓
・「僕のすべてを君に捧げる」で狼男の二面性を演じた真珠とメインストーリーシーズン1でケイは一人でレッスン室にいたのに関わらず、誰かとしゃべってた描写から、自分の中にもう一人の自分がいる。暗示。
真珠をケイと並ばせていますが、チーム的には「片鳴き龍」を考えると、真珠はミズキと対でもあるなと思います。
ここでスタート画面をもってきて…並べてみましょう!
↓
こんな感じで、対極の位置に対のチームが並びます。
美しいな…
チームP「キラキラアイドル」(夢)↔︎ チームB「ヒップホップRAP」(現実)
チームW「ロック」(獣)↔︎ チームC「V系」(品)
チームK「クラシック」(セクシー)↔︎ チーム?「モダン」(フレッシュ?キュート?)
色気の対義語を調べたら食い気と出てきました。見えよりも実利を選ぶと書かれていたので、ガツガツガッツな若者魂のグループができそうです。
色気↔︎食い気
妖艶↔︎清楚
エロい↔︎ピュア
セクシー↔︎キュート
コメント